エリー秀仙の作品は伝統的な古典書道の品位を失わず、情緒的でありながら繊細な優雅さを表現する筆さばきの速さに特徴があります。
また、筆遣いの妙技を生かして水墨画へ転向することで、文字で伝えてきた言葉を絵で対話するという新たな世界観の拡がりを見せています。油絵と違い、塗り重ねの出来ない墨の芸術にはいつも一発勝負の凛とした緊張感が伝わって来るようです。
最近では表現の幅を拡げるために和紙ペーストをベースに使ったパネル画の作品が好評で、大きなサイズでは縦1mx横5mの壁画作品も手掛けています。
日本文化に強いこだわりがあり、新旧の技術や素材を織り交ぜながら仕上がった作品には、対象年齢を問わず語りかけるストーリーが浮かんで来るようです。
書家・水墨画家
7歳で書を始める。各展覧会にて読売新聞社賞、埼玉県教育長賞、東京都知事賞等。
金融業界で社会人生活を経たのちに書家へ転身。
第50回高野山競書大会、産経国際書展など会派贔屓を避け一般応募での受賞多数。
書だけに留まらず画家への転向とともに
水墨画日美展審査員奨励賞等受賞。
2020年より
書道指導から本格的に創作活動へ専念。
古典書から着想を得た美、絶望の中にも見出す光、日本古来の精神性を融合させる作品づくりを目指している。
展示・制作など
2020.3 銀座第7ビルギャラリー
「灯心展」
2021.10 銀座個展「潔斎展」
Amazon作品画集「潔斎」刊行。
2022.5 宮崎県 SAKURA.VILLA主催
Artist In Residence program 10日間取材、作品寄贈
2023.2〜4 ″たい焼きSAKURA"マスコットたい焼きデザイン
於 同カフェ3ヶ月の個展
2023.5 NY JAPAN Parade出演
マンハッタン Galleria Art Framing Amamiイベントでライブペイント
Galleria Art Framing 10日間の展示
2023.8〜10 米ニュージャージー州ラムソンBeauregard Gallery展示
2024.2 マレーシアアートワークショップ
2024.3積水ハウスマンションエントランスホールへ自身初の壁画納品
2024.5 ニュージャージーMiddletown Public Libraryにてカリグラフィープログラムとしてプレゼンテーションとレクチャー
2024.5 NJ Fort leeアートワークショップ
2024.11ニューヨークコンテンポラリー国際書展優秀賞
<主な取引先>積水ハウス(株)、積水ハウス不動産東京、飲食店、美容室
その他個人宅、法人・別荘リビング、名刺デザイン、車両ラッピングデザイン等。